あなたは最近、笑っていますか?
みんな笑うことや笑顔でいることが、なんとなくいいとわかっていても、明確な理由まで答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか。
ということで、今日は笑顔のメリットを集めてみました。
この記事を読み終わるころには、きっと笑顔習慣をつけたくなってきますよ。
笑顔のメリット

それでは早速、笑顔のメリットについて詳しく見ていきましょう。
多くの自己啓発本でも、笑顔の良さを説いている本は多いです。
最近私が読んだ本のマーク・レウラウ(著)弓場 隆(訳)「習慣を変えれば、人生が変わる」にも、こう書かれています。
ほほえむ習慣を身につけることで心身の健康を促進し、
人間関係を円滑に、人生の質を高める
これだけじゃあピンとこないですね。
具体的にはこんなメリットがあります。
【自分の体調面・感情面でのメリット】
血圧を下げる
思考が明晰になる
免疫力が上がる
人生観がポジティブになる
セロトニンが放出される
エンドルフィンが放出される
ホルモンに関して補足しておきます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、安心感を感じさせてくれる物質です。
一方、エンドルフィンは別名「脳内麻薬」とも呼ばれていて、満足感を高め、痛みやストレスを緩和する物質です。
鎮痛効果はなんとモルヒネの6倍以上というデータがあります。
体調・感情面以外にも、人間関係においてもメリットがあります。
【人間関係においてのメリット】
自信がある印象を与える
信頼が深まる
一緒にいると気分が良くなる
確かに、常に微笑んでいる人からは余裕を感じますし、プラスのエネルギーをもらえる気がします。
それにしても、メリットが多くて、いいことづくめじゃありませんか。
大人になると、笑う回数が子供に比べ●%に!?

ある研究によると、4歳から6歳の子どもが1日に300~400回笑うのに対して、大人は15回しか笑わないそうです。
5%に減るってすごい差ですね。
それだけの数が減ったなら、意識的に取り入れていきたいところです。
無理は禁物

これだけメリットがあれば、あとは「実践あるのみ」と言いたいところですが、ちょっと待ってください・・・。
笑顔でいることがいいのであれば、ネガティブな時でも口角を上げようという言う人がいます。
実際、私もそれが正しいと思っていた時期があります。
しかし、これは逆効果です。
逆にうつ病発生リスクが増えます。
ネガティブな感情は抑圧すればするほど大きくなっていきます。
何事もバランスが大事。
無理のない範囲でとりいれていきましょう。
ネガティブな感情に襲われたときは、無理にポジティブになろうとしないことです。
ノートに書き出したりして、じっくり向き合うことが大切です。
笑顔を見るだけでも効果あり

笑顔を見てハッピーな気持ちになれるのは何も人だけではありません。
動物の笑顔でも、伝染します。
あなたも、かわいい犬や猫の画像を見て癒された経験があるのではないでしょうか。
本屋で見かけたこの本を紹介したいですね。
タイトルはズバリ「わらういきもの」です。
犬や猫や猿などの笑っている写真はよく見かけると思います。
ですが、この本が面白いのは、トカゲ、フクロウ、イルカ、カニ、昆虫などなどがたくさん掲載されているところです。
ちょっと苦手だと感じていたトカゲやコウモリや虫でさえ、可愛く感じました(笑)
まとめ
このように、ほほえみが私たちにもたらしてくれる恩恵は多く、心を強くしなやかにしてくれます。
たくさん笑って、人生の質を高めていきましょう。
あなたの日常に何かプラスになれば、幸いです。
それではまた。
参考文献