早いもので、自己理解プログラムを受講して、今日で60日目になりました。
日数で言えば2/3の地点ですね。
進捗はビジョンを考えるSTEP9に到達しました。
30日目の心境から順番に振り返りたいと思います。
30日目での心境
自分の価値観は明確になり、納得もしていましたが、それでもまだまだ不安がありました。
不安をひも解くと、自己理解プログラムちゃんと終えられるのかという不安と、終わった先に果たして自己実現を進めていけるかという不安がありました。
まだ無理とビビッていて挑戦できない感じでした。
ただ漠然と失敗が怖いという状態ですね。
31日目~60日 自己理解プログラムの進捗
それでは、この2か月目で具体的にどういうことをしたかについて振り返ります。
得意なことの発見
得意なこととは、つまり自分が無意識のうちにやってしまうことですね。
労力なくできること。イメージとしては、流れるプールに漂って、力みなくスイスイ進んでいく感じです。
行動面、環境面からそれぞれ勝ちパターンと負けパターンを明確にしていきます。
自分の上位資質や各質問に答えて、自分の実体験からパターンを洗い出します。
大事なことは振り返って終わりといったやりっぱなしではなく、日々更新しつづけることだと思います。
自己理解は壮大な振り返り。振り返りは日常的なもの。
今が、自分らしく生きれていないと感じるなら、それは今まで振り返りをしていなかったか、方法がまずかったのかを疑うのがいいと思いました。
価値観があり方(BE)の部分であるのに対して、得意なことは行動(DO)の部分なので、より日常的です。
なので、当然、内容も細かくなっていきます。
同じ得意なことでも、できる時とできない時がでてきます。
それは複数の資質が組み合わせて、発揮されるからです。
私の場合、作業を淡々とこなすことは得意ですが、意味もなく延々とやるのは苦痛になります。
ちゃんと目標があって、そのために必要なことという前提がないと、淡々と作業できないんです。
それは目標志向という資質と達成欲・規律性という資質が組み合わさって発揮されているからと考えます。
また、環境によっても変わってきます。
私の場合、競争やコンテストは苦手だけど、実力の近い人と切磋琢磨して競うのは得意というか夢中になります。
例えると、キングダムの信と漂みたいな関係ですかね。
その時に、状況や環境が違ったのかと自分に質問します。
それででてきたら、より得意なことが明確になったことになります。
他に出てきた、私の得意なことの一部を紹介します。
- お互いの長所を伸ばしあい、1つの目標を達成する
- 誰かを楽させてあげたいという思いが、自分の原動力になる
- 自分一人でできるタスクを習慣化する
- 創意工夫する。自分でアイデアを考え実行に移す。
- 物事をたとえて理解する
- 周りに考えさせる質問をする(一石を投じる)
ストレングスファインダーの上位に、思考力資質・実行力資質が多いので、それらしい傾向ですね。
反対に自分から人間関係作ったり、集団を引っ張るリーダーのような役割は超苦手です。
「考えることが得意」「競争が苦手」といった表面レベルのことは、ストレングスファインダーの本を読むだけで得られます。
大事なのは、自分の経験を振り返り、条件を明確にすることです。
深堀りすることが大事だと思います。
その深堀する方法を自己理解プログラムでたくさん学べました。
よりオリジナルな強みを把握していた方が人生楽しくなると思いませんか?
再現可能な状態にすることで、得意なことがどんどん実生活でも活かせるようになります。
プログラムの中で、端的にまとめて表現しておくことを推奨しています。
昔、無意識のうちに発動していたものを得意技として、意識的に自分のストックとして取り込むような感覚ですね。
ゲームと一緒で、技が増えると楽しくなります。(これは実証済みです)
得意をしている時間が増えると、集中している時間が増える。
それは、フロー状態に入りやすいということでもあります。
成果の出る努力ができる状態には、得意なことを活かすということは必須だと思います。
この抽象化ですが、ワークシートを取り組み、八木さんとのメールのやりとりをしていくうちに自然にちょっとずつできるようになった感じがします。
私は自己理解プログラムを始める前から「考えることは得意」と思ってましたが、恥かしながら抽象化の考え方は全然知りませんでした。
何でも、成果の出る手法を知ることは大切だと感じました。
抽象化の技術は思考スキルなので後からでも身に着けられます。
自転車の乗り方のコツをつかんだら、あとはスイスイ乗れるのと同じように、
1回何かで抽象化のできるようになったら、次は簡単にできるようになります。
抽象化が苦手な人でも、最初はちょっと我慢して取り組めば、必ずできるようになると思います。
オススメは、自己理解コミニティの日報でもツイッターでも誰にも見せない日記でもいいので、日常で考えたことをアウトプットすることですね。
当たり前と思われるかもしれませんが、抽象化の第一歩は言語化です。
今自分は、こんな偉そうなこと言ってますが、自己理解プログラム受講前は言語化すらもまともにできていませんでした。
日記の重要性を知り、取り組もうとしても、「今日は疲れた」とかそんなレベルでしたから(笑)
この抽象化は、自己理解の中でもかなり重要な部分だと思っています。
なぜなら、具体的な経験で得た気づきや学びを他に応用するためには一度抽象化して本質や要素を抜き出さなくてはならないからです。
好きなことを見つける
ここ2週間の土日には、必ず書店に足を運んでいました。
半日以上、書店にいたこともありましたね。
気になる本は実際に買って、読み進めていました。
読書自体も好きだなぁと思いつつ、自分が好きな分野は
「自己啓発」「自己理解」「哲学」「読書」「動物」「デザイン」「広告」「商品企画」「アンチエイジング」などでした。
さらに自己啓発の中でも「習慣化」「アイデア・思考術」が特に気になっている分野です。
仕事で使うパソコンやExcelの本は役に立つからという理由で接していたことにも気づけました。
やっぱり自分は、書店に行って自己啓発コーナーに立ち寄らなかったことはないし、やっぱり好きだなと再認識しました。
動物の中でも猫が一番好きだけど、今、提供価値としている向上心はどうやっても結びつかないむしろ対極かも(笑)
かけ合わせると、「猫カフェ風の学習塾経営??」全然ピンとこなかったので、猫は趣味のままにすることにしました。
内面の変化について、語りたいこと
ここまでは、自己理解プログラムの内容にそって、実体験をお伝えしてきました。
ここからは、心境の変化について書いていきたいと思います。
べきが減り、したいが増えた
まず最初に、「~べき」という言葉をなるべく使わないように心がけました。
その代わりに「~したい」という自分の欲求にしたがって、行動するようにしました。
そして、気づきました。このべきが結構癖になってて、無意識のうちに使ってしまっているなと。
悩みがあって、それを解決するために「べき」ということがでてきたら「したい」に置き換えるようにしました。
自分の中にある、「自分よりも周りのことを優先すべき」「優秀でいるべき」など幼いころに植え付けられた他人軸の価値観が減ってきたように思います。
悩む状態から考える状態へ自分で持っていけるようになった
得意なことの章でも書いたように抽象化できるようになったことは、自分の中で大きな前進でした。
これが現状、一番大きい収穫です。
今までは、自分の感情にフタをしすぎていて、なんとなくモヤモヤする/イライラすることが多かったのですが、八木さんにメールして、自問自答を繰り返していくうちに、どの時に自分が落ち込んだり、ネガティブな気持ちになるということがだんだんわかってきました。
今では、自分の感情のちょっとした変化に気づけるようになり、それがどの事実をどう解釈したかによって、一人でひも解けるようになりました。(全部じゃないですよ)
事実は全然、自分に危害を加えたりするようなことはないのですが、過去のトラウマで間違った思い込みがあるがために、偏った解釈をして自分で自分を苦しめていたんですね。
ちょっと具体的な話をすると、私は「自分以外の第三者が褒められると、自分が仲間外れにされたように感じる」ということに気づけました。
過去の仲間外れにされたり、無視されたりした経験が、トラウマとなり、そういう解釈を生んでいる状態でした。
そのトラウマが間違ったものであるということを自分の体験から振り返ります。
トラウマを乗り越えるまたは味方につけるための最初の過程ですね。
自分の力でトラウマと向き合い、立ち向かうことができるなんて、、、
もう感動しかありませんでした。
先ほどのトラウマが、わからなかった時期は本当に苦しかったです。
認識していないから、対策のしようがないですからね。
例えるとするなら、ルールのわからない競技に無理やり参加させられ、行動するたびに、審判にレッドカードたたきつけられるくらい不毛です(笑)
今思えば、よくそんな状態で、生きてこれたなと思うくらいです。今では、審判に「うるせー。お前が退場しろ。これからは俺がルールを作る。」って言えるくらいのメンタルにはなりました。っていうのは言い過ぎか。審判に、やさしく説得するくらいにはなりました。
「自分の人生を自分で切り開いていく」
自由と納得を自分の2大価値観として掲げている自分にとって、
抽象化の技術は、まさに自分を生きるために不可欠なものだと痛感しました。
まとめ
深い気づきが得られるようになって、納得感を得られる機会が増えてきました。
価値観、得意なこと、好きなことのそれぞれのピースで出しきった感があるなら、
それを組み合わせて出てきた絵が、自分にとってしっくりこなくても、大丈夫だと思えます。
もうこれ以上やっても大枠は変わらない、今の自分にとってはこれが「最善」なんだという感覚になります。飽和している状態ですね。
ライザップが、脂肪を落として、筋肉をつける環境とするのなら、
自己理解プログラムは、承認欲求や憧れ、焦りを捨てて、自分らしさを再発見・強化していく環境だと思います。
そんな自分は、今、焦りというものと向き合い中です。
今までだったら、すぐあきらめてしまっていたのも、ここまで向き合えているのも、心強いサポートがあるからこそです。
ラスト1か月、やりたいこと探しが終えられるよう精進していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。