あなたは不安な気持ちに襲われたとき、どうしていますか?
私は、対策を知る前は本当に振り回されていました。
私たちは、実体がわからないものに恐怖感や不安を抱きます。
幽霊が怖いのは、実体がわからないからです。
不安も同じで、正体や対処法がわかれば驚くほど小さくなります。
知らないと自分自身で不安をまた大きくしてしまいます。
気づいたら、1週間くらいずっと沈んだ気分のままになってしまう可能性だってあります。
今日は、そんな不安を軽減する、簡単にできる3つのテクニックをご紹介します。
不安を先延ばしする

気になることがあると、意識で考えないと思っていても無意識のうちに考えてしまいます。
人間の脳は、考えたくないことは考えない、考えたいことだけ考えるということができません。
思考を完全にはコントロールできないんですね。
そこで、対策としては、あとでやると決めることです。
その日の夜や次の日に「○○について考える」と手帳やアプリのカレンダーに予定を入れます。
そして、今はやるべきことに集中するようにします。
こうすることで、無意識のうちに考えるのを防げます。
少し慣れが必要かもしれませんね。
その予定の時間になったときに、考えるのですが、
もし、「もういいや」と思えたら無理に考えなくていいです。
1点補足として、寝る直前にその予定を入れないでください。
寝る前の思考というのは、脳にとって一番、記憶が定着するものです。
逆効果になる可能性があるので、注意が必要です。
不安を棚上げする

文字通り、棚上げします。
これは、メモアプリよりも紙の方がいいです。
物理的な距離を置くことで一旦切り離せるからです。
私もやってみました。
付箋に、今ある不安や悩みをこんな感じで書きます。


次の日に見たら、「あれ?何について悩んでたっけ?」ってなることもあります。
棚上げしていた悩みを見ると、客観的に見ることができます。
一旦忘れてから見返します。
「あー、そんなくだらないことで悩んでたのか」
「こうしてみたらどうか?」
「それって自分の力じゃコントロールできないよね」
このように、まるで友達から悩み相談されたときのように、第三者の視点で見ることができます。
まだ客観視できないという場合もでてくると思います。
そういうときは、寝かせる時間を増やすといいかもしれませんね。
(家族や同居人に見られないに注意した方がいいですが、、、)
ネガティブ感情ラベリング

不安に限らず、自分の感情を言語化するのが苦手だと、ずっと感情にひきずられます。
語彙力がなさすぎて、何でもかんでも「うわー最悪だ」って言う人周りにいませんでしたか?
恥ずかしながら、以前の私もそうでした。
元々、感情表現しないタイプなので、
「表現しない⇒自分の感情がわからない」
「自分の感情がわからない⇒表現しない」
というなかなかの悪循環でした。
自分で自分の感情がわからないって本当に苦しい状態です。
でも、安心してください。
別に、作家や詩人のような語彙力をつけなくてもいいんです。
ネガティブ感情ラベリングは、
以下の7つの言葉から選ぶだけで、感情整理は驚くほどできるようになるんです。
- 悲しみ
- 不安
- 怒り
- イライラ
- 恥
- 嫌悪
- 罪悪感
この7つのワードをすぐ見れるようにメモか写真に記録しておいて、嫌な気分になったときに、自分の気持ちが今どのワードに近いかを考えるようにするだけです。
1~10点満点で数値化するのもオススメですね。
ときには混ざって、不安3、イライラ8みたいな感じででてくることもあります。
「なんかネガティブ」と、「これは不安という感情だ」というのは、大きな差です。
これはやった人しかわからないと思います。
一度ぜひ試してみてください。
まとめ
不安という感情は、なくそうとせずに上手に向き合えば、事前に対策ができるメリットをもたらしてくれるものです。
向き合い方を知って、自分の理想に向かって前進していきましょう♪