「本が最後まで読めない」とお悩みではありませんか?
読書が大切なのはわかっているけど、途中で面白くなくなって飽きてしまう。
眠くなって全然読み進められない。
私も過去、そういった状態だったので、その気持ちとてもわかります。
今日の4つのポイントをおさえてから、読書に対する考え方が変わりました。
知らないままでいると、どんどん読書から遠ざかり、成長するチャンスを逃してしまうかもしれませんよ。
4つのポイント

今日お伝えする内容は、主にビジネス書・心理学・自己啓発本・ハウツー本・哲学書などの主に知識を得るための読書についての内容になります。
小説や文学作品などは対象外です。
それでは順番に紹介していきます。
いきなり難しい本を選んでいないか?

誰かにオススメしてもらった本を読んだ時などに多く見られるパターンです。
知らない専門用語が並んでいると、内容が理解できなくて、自己否定につながりやすいです。
対策:まずは入門書を読んで基礎知識をつける
たいてい同じジャンルの本だと、共通する部分があったりします。
本の本当に伝えたい部分は全体の20%くらい、もっと言えば10%くらいに凝縮されます。
周辺の基礎知識をある程度インプットすることで、本の内容を予習することができます。
知っていることが書いてあれば、「あ、これは前読んだ本に書かれていたことと同じだ」っていうのが度々起こります。
知っている部分があることで、新しいこと、違う部分が際立つわけです。
以下の本も全体像をつかむのにオススメです。
- マンガでわかるシリーズ
- 図解でわかるシリーズ
- ●●大全
- ●●図鑑
最近、本屋でチェックしていますが、どの分野でも増えてきている印象です。
こんな感じです。
ゲームの攻略本見るくらいの感覚で、親しみやすいのがいいですね。
順番に全部読まないといけないと思い込んでないか?

これは以前の私も、めっちゃハマっていました。
誰からも読書術を学んでいなければ、当然かもしれません。
本を途中で挫折するパターンは、たいてい1章でつまづくことが多いです。
対策:読みたい章から読んでいく
自分が一番好きな章・気になる章から読んでいくので構わないと言われるとどう感じますか?
やったことない人にとっては、何かズルしているようなやってはいけないことに感じるかもしれません。
イメージは、本を辞書のように使います。
辞書を最初から読む人なんていないですよね?
(いたとしたら、相当なマニアで、そもそも今日の記事読んでいないはず。笑)
調べたいことがあって、ペラペラめくって目的のページを探すと思います。
目次の内容を見て、今の自分にとって一番重要そうな章や見出しを見て、そこを読んでいきます。
一言一句全て読まなくていいです。
間の章を読むと、残りも自然と読みたくなるものです。
読み切るのが目的なのではなく、自分が知りたい情報を知り、実践につなげるのが目的です。
とはいえ、途中から読むのに抵抗があるという人は、最初から読んで、気になる章以外は流し読みするというのでもOK。
以下の読み方も有効です。
- 太字やラインが引いてある本であれば、そこだけ読む
- 章末にまとめがある本なら、そこだけ読む
徐々に全部読まなくといけないという思い込みをなくしていくのが大切です。
本格的に学びたいと思ったときに全部詳しく読めばいいと考えれば、精神的にラクですよね。
「1日10ページ読む」という習慣化計画は挫折しやすい

1日に1冊全部読むのは、無理だから、分けて読もうと考えたとします。
そこで、1日10ページずつ読むという計画を立てたとします。
ですが、その方法はオススメしません。
読む本・章によって難易度が変わるので、一概にページ数で測ることはできないからです。
対策:読書時間を決める
1日のうちで15分や30分と時間を決めて読書します。
まだ読書習慣がついていないのであれば、本に触れる回数を増やすだけでもOKです。
理想は読書時間をもつことですが、最初はスキマ時間でちょっとでも読んでいき、読書を身近なものにしていくことから始めるのでOKです。
- 読書する回数を増やす
- 読書時間をあらかじめ決めておく
一番シンプルな法則

ズバリ、「読みたいときに読みたい本を読む」です。
空腹時に、食事が美味しく感じられるのと同じで、本も知識を得たいと思っているときが、読みどきです。
嫌々読んでるときって、全然頭に入らないから効率が悪いですしね。
あと、私は積読を悪いものと思っていません。
寝かせることも必要だと思っています。
プログラミングスクール「テックキャンプ」を運営し、登録者数85万人のYoutuberでもあるマコなり社長をご存じでしょうか。
彼は、就職か起業かの選択に迫られたときに1年以上前に買って本棚に置いてあった「自分の中に毒を持て」を読んで、起業する決心をされました。
買ったときは数十冊のうちの1冊でさらっと読んだだけでそのときは、自分には役に立たない本だと思っていたそうです。
このエピソードの話は3分40秒あたりから始まります。
この話を聞いて私はこう感じました。
「本を読むべきときは、必要なタイミングで自然とやってくるもの」
正直に言うと、今も最後まで読めない本があります。
過去の自分は、「自分には読む能力がない」と思って自分を責めていました。
が、最近では「まだタイミングじゃなかっただけ」「今必要な部分は読めた」と思えるようになってきました。
そう思えると、読書に対してのモチベーションが落ちにくいし、読書欲が高まります。
これは本当です。
大切なのは「何のために読書するのか」ということですね。
その目的が達成できるのなら、別に最後まで読めなくてもいいんです。
最後に
まとめます。
本が最後まで読めないと悩んでる方への処方箋
- 本の難易度に注意。最初は入門書で知識を得よう
- 本の一番読みたい章から読んでいく
- 読書習慣は、ページ数ではなく時間を固定する方がベター
- 読みたいときに読みたい本を読む
いきなりは全て変えることは難しいですが、少しずつ自分の読書スタイルを磨き上げていってはいかがでしょうか。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
今日の参考文献はこちら。